水虫が完治しないのは

ジメジメした季節6月から7月に皮膚科に水虫の治療に行く患者は多いのですが、その後治療をやめた再発してしまう人が多いのだといいます。薬が効いて症状が治まると完治したと自分で判断し治療をやめてしまう、水虫の治し方を間違えて認識してしまうのが原因です。

かゆみなども時期的にも秋になり涼しくなるので余計気にならなくなるのでしょう。 完治させるには、水虫の治し方を理解した正しい治療法が必要です。手さえぬかなければ完治は可能なのです。

水虫の種類

いくつかの種類がありますが、菌は一つで白癬菌というカビの一種です。足には足白癬菌というわけで、足の裏や足の縁、足の指の間の皮膚に住み着き繁殖する事により起こる感染症が水虫です。

白癬菌は、足の裏など皮膚の表面にある角質層のケラチンというたんぱく質や垢をエサに繁殖してかゆみなど色々な症状を引き起こします。

同じ白癬菌でも、感染部位によりいんきんたむし、たむし、しらくも、爪白癬(爪水虫)などど呼ばれます。これを水虫の種類という人もいるようですね。呼び名は色々でも水虫の治し方はひとつと言われる所以です。

症状で種類を分けると趾間型、小水疱型、角質増殖型があります。

水虫を完治の方法

完治するには、水虫の治し方を理解すると共に根気が必要です。治療薬は医師が処方したものでも市販のものでも、2週間きちんと塗り続ければかゆみなどの症状はほとんどなくなるといわれています。問題は、完治のためにはその後最低でも2ヶ月間は同じように治療を続けなければ、皮膚の奥深くに入り込んだ菌は、なくすことは出来ないのです。

完治しても再発してしまうという人は、再発ではなく新たに感染していることが多いですから、このような場合は水虫が完治した後も予防として、週に1回くらいの間隔で薬を塗り続ければ、感染が防げ、予防になります。

水虫の感染と予防

多くの場合は人から感染します。予防するには、裸足で歩き回る浴室やプール、感染者が家族にいる場合は家の中が感染しやすい場所なので、このあたりがポイントです。

特に靴やサンダルなど共有するのも感染原因になります。しかし、白癬菌が足についても必ずしも感染するわけではないのです。高温多湿などの環境が揃わなければ感染しないのです。

つまり、予防は乾燥していれば良いわけです。ですから、靴下やストッキングはこまめに脱いで、裸足の時間を増やす事です。靴も長い時間はかないようにし、足は普段から清潔にして、足の指の間は良く洗い、しっかりと乾燥させることが水虫の予防です。







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