疲れ目とパソコン

疲れ目の対策としてパソコンを使用するときに負担を減らすやり方を紹介します。

パソコンに限らずテレビもですが、目線がやや下向きになるようにモニターの位置をあわせると良いです。下向きにするとまぶたを閉じ気味になるので疲れにくいのです。

つまり原因となる乾燥を防ぐ効果があるのです。乾燥の予防は涙を蒸発させない事にありますが正面を向いたときと下目遣いのときの差は3倍も有るといいます。上目遣いにしたときの涙の乾燥は、正面の1.5倍といわれています。

高さだけでなく文字の大きさも考えねばなりません。厚生労働省の指標では文字の高さは大体3ミリ以上が望ましいとされていますので、これを基準に調節しましょう。

明かりも重要な項目です。天井の明かりや窓から差す光が視界に入ったり、画面に反射しないように調節しましょう。グレアといわれるこれらの光は疲れを増大させます。

これらの対策は、自分の姿勢や画面の調節、場所の移動などで改善できる事です。 その他の疲れ目の対策としては、モニターの画面が周囲より明るくならないようにすると負担が減ります。

このモニターの明るさは、ノートならキー操作でデスクトップならモニターの周りにあるスイッチで調整できます。

普段から感じているならVDT作業従事者向けの健診もあるそうなので、気になる人は受けてみるのも良いと思います。

簡単な疲れ目の対策

簡単で効果的なやり方は、オシボリです。 飲食店で出てくる暖かいオシボリを目に当てて一息ついてしまう人を見かけることはあると思います。 親父臭いと嫌われそうですが実はこの温かいオシボリは簡単で有効なやり方です。

暖かいオシボリが有効な理由は、温める事により毛様対筋のコリがほぐれることです。 毛様対筋は水晶体の厚みを調節してピントを合わせる働きがありますが、近くを長時間見続けていると緊張が続きコリが起こり、これが症状となって現れるのです。温める事でピントの調整力が回復するという事です。

温かいオシボリが効果的なもう一つの理由は、涙が蒸発しにくくなりドライアイの改善効果があるからです。下まぶたにあるマイボーム腺という涙を蒸発しにくくする油を分泌するちいさな穴があるのですが、この穴が詰まると、油の分泌が減り涙が蒸発しやすくなってしまいます。

オシボリを当てて温める事で、マイボーム腺に詰まった油が解けて解けて流れやすくなって涙が蒸発しにくくなるので乾燥しにくくなりドライアイの症状が改善され、疲れ目の症状も改善されるという事です。

特に40代後半から調整力は衰えてきますので、より長く温める事が対策としてよいのです。 家庭で温かいオシボリを簡単に作る方法は、ぬらして絞ったオシボリをビニール袋に入れてレンジでチンすればよいです。ただし、開封時の蒸気に注意しましょう。

水を入れたコップをレンジで温めて湯気を当てても良いでしょう。疲れ目の対策グッズとして、アイマスクも便利です。

冷たいオシボリが良いのは充血やものもらいなどの症状があるときで、症状にあわせて温冷を使い分けると良いでしょう。







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