抜け毛と産後

抜け毛が産後に増えたという人は多いと思います。 完全に解明はされていないようですが、産後に増える原因としてホルモンバランスのくずれがあります。 簡単に言うと、髪の毛を健やかにするためには女性ホルモンが必要です。妊娠して体内で子供を育てるためにも女性ホルモンは必要です。

妊娠中は女性ホルモンがたくさん出ますが、産後は出産と共に急に要らなくなるのでその反動で、一時的に減りすぎて抜け毛が増えるのではという意見があります。

大雑把に言うと女性ホルモンが防止で男性ホルモンが促進、女性ホルモンが減れば結果的に男性ホルモンが増えたのと同じ結果になるということですね。

抜け毛の防止

抜け毛の防止には、原因に応じて頭皮マッサージや塗り薬(育毛剤)など外部からの手当てや食事など内側からの防止があります。

頭皮マッサージのやり方は、指の腹で頭皮をも見込み動かすように、毎日1分ほどでよいので実行しましょう。頭皮に爪を立てたりこすったりしてはいけません。

毎日のシャンプー時に実行したり、育毛剤などを塗布して行うと、より防止効果が高まります。 結局、頭皮の血行を良くすることが必要でストレスが抜け毛の原因といわれるのもストレスにより血行が悪くなるからです。

同様に喫煙も血管を収縮させて原因となるので要注意ですね。勿論十分な睡眠時間と規則正しい生活も必要です。

抜け毛とダイエット

抜け毛の原因に過剰なダイエットが挙げられます。

ダイエットによる栄養不足が抜け毛の原因になりますが、髪に良くて防止にもなる食べ物は何だと思いますか?昆布などミネラルを含んだ食品?もちろん海藻類も良いのですが、髪の毛に必要なのは髪の毛の成分の大部分を占めるたんぱく質なのです。

ダイエットをする場合食事制限ですることが多く、このタンパク質が不足しがちになることが、原因になるともいえるのです。ですからダイエットもかねるのなら、たんぱく質を大豆類から取ることもお勧めです。

肉類はどうしても脂肪を含み過剰な脂は抜け毛の原因にもなるからです。豆腐や納豆など植物性のたんぱく質を多めに取ることでダイエットしながら防止もできるということです。

抜け毛の本数

シャンプーやブラッシングでは1日、50本から100くらいといわれています。髪の毛は標準で約10万本、寿命は5から7年で生えては抜けるを繰り返しています。

つまり、常になくなる毛もあれば生える毛もあるということですから、この範囲なら心配いらないということです。年齢を重ねるに連れその本数は増えてきますが200本くらいまでならそれほど深刻にならなくても良いということです。

抜けた毛の毛根を見てみて正常なものかどうか見分けることも出来ますが、わかりやすいのが抜けた中に短い毛があるかどうかです。短い毛が多いなら、髪の毛が成長しきる前に抜けていることになっているわけですから、カットしたわけでもない短い毛があるのなら要注意です。

パーマやカラーの不具合が原因の切れ毛もあるのですが、この場合は髪の根元側に毛根がついてないのでよく見ればわかると思います。