肩こり 症状

肩こりの症状を感じる人は多く、女性では体の不調の一つに訴える人が一番多いそうです。

病院や整形外科を受診した方が良いのは、運動やマッサージ、入浴をしても一時的にしか良くならず、肩に人が乗っているのではと思うほど苦しくなる、手に冷感を感じる。頭痛を伴う、首や腕、手にしびれがある。寝違えやすい。肩が痛くて寝付けない。などの症状がある場合です。

肩こりの主な原因は姿勢の悪さにあるといいます。

悪い姿勢が続くと首や肩回りの筋肉が緊張し血流が悪くなるため、筋肉中に尿酸などの老廃物がたまりそれが炎症を起こして神経を刺激してしまうのですが、これが更に筋肉の緊張を引き起こしてしまうという悪循環で症状を頑固なものにしているのです。

ですから肩こりの治し方はこれらをなくせば良いわけです。

病気

単なる疲労やストレスから来るものではなく病気の場合も有ります。何かの原因で神経が圧迫されこりに感じる場合もあるのです。 病気が原因で起こる場合、眠れないほどの痛みではないがマッサージや鍼で治療しても一時的にしかよくならない場合が多いそうです。この場合の治し方は、神経ブロックなどの治療が必要な場合もあります。

運動での治し方

普段から、運動で筋力を維持して筋肉の柔軟性を維持していれば悪い姿勢をしにくくなるし、なっても痛みは少ないはずです。この運動は、慢性的な人や再発の予防に効果的な運動といえます。 道具を使った運動ですから肩幅より長い棒かなければタオルで代用しても良いです。疲労して硬くなった首と肩の筋肉をほぐす簡単な解消運動です。 両足を肩幅くらいに開いて立ち、両手で棒を肩幅くらいに握り前に降ろします。そのままゆっくりと上げて行き真上に上げたら3秒静止します。そしてゆっくり下ろします。 両足を肩幅くらいに開いて立ち棒を持って真上に上げます。ゆっくり首の後ろまで下ろして3秒静止します。今度はゆっくり上げます。 それぞれ5回くらいを目安に運動します。 時間もかからず誰でも簡単にできる運動でこりを起こしやすいデスクワークの場合1時間に一回は休憩がてら行いたいものです。

水泳での治し方

水泳は非常に良い運動です。防止や改善には良い姿勢の維持が大切ですが、この姿勢を保つための筋肉は、体の内側の筋肉であるインナーマッスルと呼ばれる深層筋で、水泳などの水中運動で鍛えることが可能です。 水泳をしなくてもクロールのように手で水を掻きながら歩くだけでも効果的です。ヨガや太極拳などゆったりした運動でも鍛えられます。

ヨガでの治し方

ヨガがいいのは、その呼吸法にあります。ストレスとも関係が有りこのストレスはヨガの呼吸法である腹式呼吸が効率的に体に酸素を取り込めるので落ち着くことが出来ストレスの軽減から肩こりの治し方としても良いというのです。 解消に効くヨガは、足の裏がきちんと床に着く高さの椅子に浅めに腰掛け、このとき太ももは床と平行になり背中やスネは床に対し垂直になるように座ります。少し前傾気味で足の親指に軽く体重を乗せる感じにしましょう。 両手の指先をそれぞれの肩に軽くつけ、肘で外に向かって円を描くように下から上に上げ、肘を外に張りながら下ろします。肩甲骨が動くのを意識してぐるぐる回すように大きく10回くらい繰り返します。 このときの呼吸は上げながら息を吸い下げながら吐きます。ヨガの呼吸は鼻で吸って口で吐く、長く遠くへ息を吐くイメージで口を細めて行いましょう。

肩こり 防止

肩こりを防止するには普段から良い姿勢を保つ事が重要で、立っていても座っているときでも背筋を伸ばして、後頭部からお尻までが一直線になるようにします。 こうする事により重い頭を背骨で支える事になりますので、首や肩への負担が減りこりを防止できるというわけです。

漢方薬での治し方

良い漢方薬は葛根湯です。東洋医学では葛根湯はこれにも効くとされています。 風邪に葛根湯は聞きますが、体を温め発汗作用を促すのですからこれにも効くのは理解できます。 この漢方薬のより効果的な飲み方としてお湯で溶かして飲むと良いそうです。 おろしたショウガを加えると更に良く、黒砂糖を入れるのも体を温め血行を良くするのでお勧めです。 葛根湯という漢方薬はこのような理由で効くのです。







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