舌の痛みの原因

中高年の場合は、ドライマウス(口の中の乾燥)が有ります。口の中が乾燥する事で舌がぴりぴりとした感じがでるのは、唾液の分泌低下が原因で口の中が乾燥してしまうのです。

高齢者に多い症状ですが、健康な人なら年齢に唾液の量は余り変わらないと言うこともわかってきています。 高齢者で生活習慣病を持っていて、その人の服用する薬に、口の中が乾く副作用がある場合が多いのです。

降圧剤、睡眠導入薬、抗不安薬を常用する事で起こることがあると言います。 寝るときに口を開けていたり、アンカや電気毛布など乾燥を起こしやすいものの常用や食事のときに良くかまないと唾液腺が刺激されず唾液の分泌を減らし、結果的にこれが原因となっています。

物理的なものに、歯が当たるということもあります。舌ガンではないかと心配される人が多いのですが、良く調べると虫歯や入れ歯、歯の治療跡が舌に当たって痛いのでこれが原因になることも多いのです。

歯医者さんや歯科のある病院で見てもらうと確実で、あごが小さくて歯に当たる人や舌のムクミで腫れ、歯にあたり痛みが出ることもあります。

この場合は、運動不足や冷え性で水分がたまりやすくなっているので適度な運動で発汗を促すと解消する事も多いのです。

歯の跡がついていても不具合がなければ心配する事はなく、舌ガンでないとわかると痛みも消える人もいます。 精神的な不安が引き起こす事もあるのです。

舌の痛みと病気

舌の痛みの原因が物理的なものでなく精神的なもの、ストレスなどでおきることも多いと今まで言われてきましたが、最近の研究では、実は原因がストレスでおきることは余りないということがわかってきました。

病院で、原因はストレスと診断され抵うつ薬を処方されてもよくならない人が多いのです。 原因の多くを占めるのがカビ菌であるカンジダ菌の感染と亜鉛不足であることがわかってきたのです。 カンジダ菌が原因なら、殺菌剤で解決できます。

亜鉛不足が原因なら、亜鉛を補う食品である牡蠣やナッツ類、サプリメントの摂取も有効な方法です。

チェックする事で全身の健康状態がわかります。 自己チェックの方法は、舌に溝が出来ていていないか、胃腸が弱っていると粘膜の再生能力が低下しておこることがあります。消化の良いものや体を温めるものを取るようにします。

表面には舌苔と呼ばれる物がつきます。厚くついているなら胃腸が悪くなっていたら口の中が乾燥していますので、水分の補給や食べ物に気をつけましょう。先が赤いと風邪の初期の場合がありますので無理をしないように勤めましょう。 表面がつるつるになることがあれば、鉄やビタミンB12に不足が考えられ、貧血などつらい症状があるなら病院を受診します。







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