歯周病の症状からチェックする
そこで、歯周病の症状のチェックです。菌が血液の中に入り体内を駆け巡ると心臓病や肺炎、脳卒中などの病気の誘引になるばかりか妊娠中ですと早産の要因の一つにもなるのです。
歯周病の症状から自分が当てはまるか調べてこのような心当たりがあれば可能性があります。
ブラッシングのときに歯茎から出血する。
歯茎がはれる。
歯と歯の間に物が挟まりやすい。
口臭が強いといわれる。
歯が浮いているような感じがする。
歯を触るとグラグラらしている。
このような症状がいくつかあれば可能性があると言うことになります。
次に、
リスクが高いかのチェックです。
タバコを吸う。
柔らかい食べ物や甘い物を食べることが多い。
医療機関で歯石をとってもらった事がない。
歯並びが悪い。
太っているほうだ。
寝ているときに口をあけている。
これらがあれば、なりやすいといえますので、該当する項目を減らすようにしましょう。
原因
柔らかい食べ物は余りかまなくても良いため唾液が余り必要でなくなり、そのために普段の唾液の分泌量が減りますので歯垢がたまりやすく、甘い物を良く食べる人も歯垢がたまりやすいのです。
タバコとの関係は、喫煙は血管を収縮させこれが歯茎の血行不良にもつながり免疫力が低下して菌に対抗できなくなるからです。同様に睡眠不足やストレスの蓄積も免疫力を低下させ歯茎の炎症を起こしやすくなり、結果的に招いてしまうということです。
予防の方法
歯周病の症状は、周りに付着するシコウに含まれる菌がハグキに炎症を起こすことで現れてきます。予防には普段からのそれらを取りのぞくための丁寧なブラッシングと医院での定期的な健診といわれていますが、生活習慣との関わりも見逃してはいけないといいます。
歯周病と糖尿病
糖尿病とは互いの症状を悪化させる関係にあることがわかり、療法の症状がある場合同時治療の必要性も言われるようになっています。
このように歯周病の症状が当てはまるなら一度医院でチェックしてもらうと同時に生活習慣病への認識も新たにする必要がありそうです。