口臭の原因とストレス
口臭の原因にストレスがあるといわれますが、ストレスで増加するわけはストレスにより唾液の分泌が減るため口の中が洗えずに細菌が繁殖して起こるためと言われています。 同様に、寝起きや緊張時や空腹時も唾液の分泌量が減り、細菌が増殖して口腔内が不潔になり臭いが強くなります。これらが原因である場合、歯磨きで口の中を掃除し食事で唾液量が増えると解決する場合が多いです。 ある実験の結果でも、起床時が一番強く、朝食後に下がり昼食前に強くなり、その後下がり夕食前に再び強くなり、夕食がは下がってくという結果が出ています。このあたりに解決する糸口がありそうです。
普段の生活の中で起こる口臭は生理的なものであり、誰にでも起こる口臭の原因と言える事が出来ます。 比較的、解決が簡単なものと言えます。
口臭の原因を解決するには
自分ではナカナカ臭いには気が付かないものです。家族などに確かめてもらい歯科医などに相談しましょう。 保険適用外ですが専用の測定器で測定してくれるところもあります。
口臭と舌苔
舌苔も関係する事を忘れてはいけません。舌苔は舌の奥を中心に白っぽい苔のようなカンジで付着しているもので大きな原因になります。この舌苔は剥がれた粘膜の細胞などがたまったものでこれが細菌により分解され硫化ガスとなり原因となるのです。 取り除くには、専用のブラシか柔らかい子供用の歯ブラシなどでやさしく取り除きます。 １日回、起床時に水だけでぬらしたブラシで、強くこすったり何回もすると粘膜を傷つけるので注意しましょう。
口臭と病気
病気が原因のものとしては、虫歯や歯肉炎・歯周病などがあります。 よく言われるように胃が悪いと口臭が強くなると思いがちですが、胃とは余り関係がないと言います。 食道と胃の境目には噴門部という器官があり、食事のときなど飲食物が通るとき以外は括約筋により閉じられている状態のため胃の中の空気はげっぷでもしない限り出てこないというわけです。 むしろ原因になる病気は胃よりも鼻やのどの病気の方が多いと言います。
